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ミュラー(マイコ), バッハ
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よくある質問  「音、違ってません?」
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    レコーディング中、ディレクター様は必死で楽譜を追いながら
    OKを出すかどうか、など、耳は勿論のこと、目や頭脳もフル回転させながら
    アーティストの演奏をチェックして下さいます。

    そういう時に困るのがバッハの録音。。。

    原典版といえども、数多く出版されすぎていて
    奏者が使っている楽譜とディレクターが持ってきた楽譜の音符が
    いくつか違うなんて、今さら驚くべきことではないのですが・・・



    ディレクター様と言えども、まさか奏者に面と向かって
    「音、違ってません??」 とは言えないので、遠まわしに
    「それでいいんですよねぇ?あってますよねぇ?」と聞かれると

    「うそ?!?!?」  と、ホントに 「ドキ!!!」 っとします。

    バッハの時代は楽譜は当然、全て手書きですし
    コピーなんてないわけですから、バッハの弟子たちは
    師匠の手書きを、また更に手書きして写していったのですから
    当然、書き間違い、写し間違いは数え切れず、
    実際はどの音が正しいのか分らない箇所も多いのです。

    シャープ(♯)フラット(♭)などが書き忘れ(写し忘れ)てあったり
    重ねてあった楽譜のインクが別の紙に滲んで、意味を持つ‘点’に
    見えてしまったり、タイの指示があるべきなのに抜けてたり・・・。
    装飾の記号も書いてあるとおりに入れなくてもよい場合がありますし
    逆に、装飾するのが当時の常識であるがゆえに省略されて
    譜面には記されていないことも。

    そんなことは曲の準備の段階で調べ済み、検討済みであるはずなのに
    別のことに集中している時に急に言われると
    心臓止まりそうになるンですよね(笑)。

    でも、もし単なる‘見落とし’や‘ミス・リーディング’だとしたら
    これ以上マヌケなことはないし、その場で直すのは
    悪い意味で大きく演奏に影響するので、一瞬真っ青になるのでしょう(^_^;)

    それとか、音楽理論、作曲理論的に見て、
    「この音、書き間違い、あるいは出版の時に間違ったんじゃないかなぁ?」
    という音もありますし・・・、そういう場合には
    「多分、いや恐らく、いや絶対こうだ!」という理屈を探しますが
    実際はバッハ本人に会って聞いてみなければ、わかりませんよねぇ。
    こういう時こそ交霊術って役に立たないかなぁ・・・と切に思います。

    とはいうものの、大人物に限って妙なところでアバウトだったりと
    世の中、わからないものですから、バッハと話せたとしても
    「あ、ホント?間違ってた?ゴメン。」
    で済んでしまうのかもしれない・・・と、勝手な想像をし、
    自分は考古学者ではないのだから、そこまで悩むのはやめようと
    思いつつも、レコーディングのたびヒヤヒヤ!

    これがライヴなら
    「たまたま間違えただけ!そういう楽譜もあったもンで〜!」
    と、逃げてしまえますけどね。。。といっても、ライヴはライヴで
    そんな余裕はないですが(^_^;)

    すみませ〜ん。最近、教鞭をとる場で
    「それは印刷された楽譜のほうが違ってましてぇ・・・」と申し上げても、
    人は印刷されたもののほうが正しいと信じたがる傾向に疲れてまして
    つい、またグチってしまいました!

                                マイコ(・e・)


    posted by: koccomu | よくある質問 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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